5月 22, 2012

三社祭 浅草神社例大祭

今年は三社に行くことが出来た。 昨年は震災為多くの祭りが中止になり、三社も中止になった。 日本の祭りがどの程度海外で認知されているかはわからないが、日本人にとって神社やお寺の祭りは密接なつながりがある。 神輿を担ぐ祭りはその代表格だろう。 唯一神教の国の方にはわかりにくいが日本人は多くの神を受け入れる。 実際に仏教も多くの宗派に分かれているもの多くの日本人はどの寺でも拝む。 要するにそこにありがたい話があれば何でも拝むのだろう。 浅草神社 Asakusa Shrineは、推古天皇のころ隅田川に出漁して浅草寺本尊の観音像を網で引き上げたという3人の漁師を祀っている。

このため古くは三社権現、三社明神と称された。 これが、今から1372年前、西暦628年3月18 日の話。 神社の起源になる。 祭りになったのはそれから600年も後の1312年話。神託があったとも「縁起」は伝えている。今日に三社の本祭礼船渡御がめ始められたことが知られる。 今回はその700年に当たり、更に去年は震災の為自粛したのだから更に今年は熱くなる。 祭りは非常にシンプルで三神を三基の神輿に下ろすことから始まり、それに合わせ氏子の44町の神輿約100基が4日間街を練り歩く 最終日にはまたそれを本殿に返すと至ってシンプルなもの。 掛け声に合わせ祭囃子(Japanese festival music)が聞こえてくると江戸っ子(local people)は血が騒ぐ。 (血が騒ぐ:直訳だとBlood makes noiseだが、翻訳するとexcitementだろう。だがイメージとしてはBlood to boilの方が近いかもしれない。) 最終日に本殿に至る参道に祭囃子とともに神輿が入ってくるとその熱気とともに最高潮に達する。 この日ばかりは老いも若きも男女も関係ない。普段お参りなどしない原宿や渋谷に若者さえも集まってくる。 今年はこの4日間で184万人の人が集まった。