5月 30, 2011

熱海

久しぶりに熱海に気分だけの豪遊に!
一日目は温泉にゆっくりつかって疲れをいやし二日目はまったりとしながら帰る。これだけ!何かを得ようとせず唯ゆっくり過ごす。

と言っても貧乏性なもんだから、どこか見に行ったり、なんか食べたりしたくなる。と言うことで大観荘にランチを頂きに・・・
横山大観にゆかりのある宿で「・・・大観画伯の名前を頂戴する事を懇願し、大観画伯も「ここの眺めは雄大であり、大観の名にふさわしい」と快く承諾して頂き「大観荘」の名前がついたと言われております。・・・」と案内にもある。
大物は言うことがすごい。相当自分が好きなんだろうな?

それはそれとして、ここでは寿司と鉄板焼きが食べれるが、ランチは鉄板焼きのみ。ということで鉄板焼「松嘉庵」へ。
熱海の駅から急勾配の坂道を登っていくので本日は雨のためタクシーで5分・・・・
フロントで予約を告げると左手の待合室でしばらく待たされた。
またこの部屋も絵やら磁器やらすごいのだが・・・(ここは説明省きますので見に行ってください)
しばし待たされたあと、仲居が出てきて先導してくれる。
階段を一階上がり奥に進んでいくと客室が並んでいる、100年はたっていないが、築70年~80年位だろうか、昔の建築のため幅はそこそこあるが天井高の低い廊下を歩いていく。
一番奥まったところにエレベーターがあり何階か上がった。
下りたところでクネクネっと曲がりながら長い廊下を進んでいく。
左手に窓のある処では庭と熱海が一望できる。
是非天気の日に庭から建物の全景を見に来たい・・・っと思いながら「これは迷うな・・・」と感じた。
さらに仲居は微笑みながら奥に進んでいく。
なんだかラビリンスのようだ。
結局本当にどん詰まりまで歩いてきて到着。
腹もさらに減る。

あいにくの雨のためろくに散策も出来ない日だったがここの鉄板焼きカウンターは外が一望でき眺めが良かった。雨の熱海もいい感じ。
さっそくステーキランチを頂く。
鉄板焼きに当たり外れはあまりない・・・ここも同じく。
何よりも自分の為に目の前で料理してくれてそのまま頂けるのがイイ。
ん~貧乏性炸裂だな。
たぶんこれはセレブに憧れる一般人の王様料理の一つなんだろう・・・それでも肉が好きだから良い!
で、楽しく食事を頂き・・・・
帰り道は本当にラビリンスで迷った。
熱海で新幹線待ちに一寸時間の余った方、駅前の平和通商店街で「かまぼこ」見ながら過ごすより価値はあると思いますよ!

5月 23, 2011

Nikkor-S Auto 50mm F1.4

ん〜何とも言えない雰囲気のあるレンズ。

1960年代に発売されたNikkor-S Auto 50mm F1.4‥‥
幼少の頃父の持っていたNIKON Fについていたレンズだ。
父はそう写真が好きそうには見えなかったが、当時相当高価なカメラである事は自身で後にカメラを買うときに初めて知った。
学生の時分写真を撮りたいと思った時、父のNIKONが記憶に有りカメラはNIKONと勝手に思い込み買いに行った。
ところが中古でもあまりの値段の高さに、価格が比較的手頃なCANONを手にとって、そのまま購入。
それ以来CANON一筋! ウソ‥‥一時オリンパスに浮気しました。
今考えれば父のNIKONのイメージが強く高いカメラばかり見ていたのかもしれない。

ま〜兎に角NIKONを持つ事は無かった。
写真を始めてから数年立った時、中古店で何を思ったか衝動買い。
当時AE-1についていた50mmと違いゴツゴツした感じが好きだった。
アダプターを使ってCANONでも使える事を知ったのはズッとあと。
それ以来比較的余裕がある時にはバックに入れておく。


実は少し曇があるのだが半世紀前のレンズだと思えば其れも愛嬌。
シャープな感じが全く無くトッロとした感じが印象の今のレンズには無い写真が撮れ、曇り空の下花の撮影や、秋の紅葉には重宝している。
そのうち写真もUPします。

5月 15, 2011

根津美術館

今日は天気も良く原宿でウインドーショッピング
参道の交差点からユックリと青山通りへ、夕方4時も回りそうな頃「チョッと夕食には早いし‥‥」という事で更に交差点を突っ切って、突き当たりの根津美術館に。
ここも実は改装されてから一度も‥‥
今日は時間も無いので、建物と庭の見学。
多分他の人から見ると変わってるんでしょうね。
美術館に来て美術品を見ないなんて。建築は狭い空間を使って色々な工夫がされています。
建築を見るのは好きだけど頭のなかで立体化して行く頭の中の構造が知りたい!
屋根の張り出したアプローチから入り口へ入るとコインロッカーに荷物を預け、一階の仏像を数点見ただけで庭にでました。
生憎天気も良いせいか多くの人がいて、狭いアップダウンの日本庭園はチョッと歩きにくかった。
鬱蒼とした木々の中に多くの変化が有る見応えの有る庭園。

今度はユックリカメラを持って来たい


随分歩いて来たので、腹の減り具合もピークに。
今日は久しぶりにまい泉にとんかつを食べに。
東京では箸でもきれるトンカツとして有名だけど、他でも有名なのかな?
(元は、とんかつの井泉からののれん分け。こっちはカツサンド発祥の店として有名。)
もう一つ有名なのが風呂屋を改造して作った建築だという事。
昔、原宿なんて同潤会アパートが有ってSHOP何かも駅の周りにしか無い頃、このあたりにもアパートが多く、当然それに合わせて風呂屋も有ったのだと思う。
この店も当初は外から見てもモロ風呂屋とわかる建物で、番台が取っ払われ脱衣所がテーブル席に、奥の風呂場がキッチンになっている。
今では改装も繰り返され外からの面影は見えにくいが、運良く脱衣所のテーブル席に通されるとその面影をみることができる。学生時代に出来た店だが当時よくこんな場所に作ったと思えるくらい住宅地のど真ん中、にもかかわらず店舗が拡張されると同時に裏手に大きな駐車場まで用意していた。
とんかつと風呂屋がなんともミスマッチで話題の数だけ遊んでいた当時ずいぶん通った。
是非お試しあれ!
ちなみに僕がここで一番好きなのはキャベツです。